韓国・朝鮮人元BC級戦犯者に補償を

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・韓国・朝鮮人台湾人BC級戦犯者への特別給付金支給法案提出



  2008年5月29日(木)、韓国・朝鮮人および台湾人BC級戦犯者への特別給付金支給法案が衆議院に提出されました。(法案についてはこちらのページへ)

 当日は、午前10時半に、民主党の大畠章宏内閣委員会筆頭理事、泉健太同理事、佐々木隆博衆議院議員が衆議院に法案を提出(この場面は、NHKのテレビニュースでも報道されました)。その後、11時より衆議院第二議員会館会議室で記者会見を行ないました。記者会見には円より子参議院議員も参加してくださっています。(下に各写真も掲載)。

民主党のウェブサイトにも法案提出のニュースが掲載されました。
韓国・朝鮮人等元BC級戦犯者特別給付金支給法案を衆院に提出」(2008年5月29日)リンク切れ

【報道】(リンク切れになってしまうサイトが多いと思います。ご容赦ください)
共同通信5月29日
時事通信5月29日
NHK5月29日ニュース(動画)
日本経済新聞5月29日付

韓国での報道
聨合ニュース5月29日(毎日経済新聞へのリンク)

台湾での報道
Radio Taiwan(中央廣播台新聞)5月30日付
China Post5月30日付(AFP通信記事)

その他の報道
Yahoo Asia(共同通信記事英語版)5月29日付
Japan Times(上記共同通信記事短縮版)5月29日付

【法案提出にあたり公表された、同進会会長李鶴来さんのコメント】

<コメント>
「特定連合国裁判被拘禁者等に対する特別給付金支給法案」の提出について

 本日(5月29日)衆議院に「特定連合国裁判被拘禁者等に対する特別給付金の支給に関する法律案」が提出されました。
 戦後63年、1955年4月に私どもが同進会を結成して運動を始めてからも53年の長い時間が経過しましたが、日本の国会が私どもの訴えを受け止めて、初めて韓国・朝鮮および台湾人のBC級戦犯者問題に向き合い、象徴的な補償を行うための法律案が提出されたことに深い感銘を受けました。
 東南アジア各地で処刑された仲間や「スガモ・プリズン」から仮釈放された後の長い戦後の闘いの中でこの世を去っていった多くの仲間のことを想い浮かべ、ようやく日本国による公式の対応実施に向けて動き出したことを評価し、感謝申し上げます。
 これまで法案提出のためにお骨折りいただいた、松井孝治民主党NC内閣部門担当大臣、泉健太衆議院議員、円より子民主党副代表、石毛えい子前衆議院議員ら関係議員の皆様のご尽力に、心よりお礼申し上げます。
 提出された法案の内容については、第1条(趣旨)に記されている「特別の事情等」などについてもうすこし分かりやすく丁寧に書き込んでいただきたいとの希望を当事者としては持っています。今後の審議の過程で、できれば当事者の元戦犯や遺族が陳述する機会も設けていただき、そうした気持を直接にお聞き届けいただけますよう要望します。
 当事者はいずれも高齢に達し、病床に伏している者も少なくありません。この法案が早期に審議され、広く各党・各議員のご理解と支持を得て、一刻も早く可決・成立されますよう切望しています。

   2008年5月29日
       韓国・朝鮮人元BC級戦犯者・同進会 会長 李 鶴 来
                                 (1927年4月5日生・81歳)

法案民主党2
法案を提出する大畠章宏議員、泉健太議員、佐々木隆博議員
(写真撮影は民主党)


法案民主党1
会見にのぞむ泉健太議員
(写真撮影は民主党)


法案提出会見
法案提出後の記者会見
右より、内海愛子さん(当会代表)、泉健太議員、円より子議員、
李鶴来さん(同進会会長)、当会の有光健さん


李鶴来さん

コメントを読み上げる李鶴来さん(同進会会長)


   
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