2016年11月1日(火)から6日(日)まで、東京・九段下で、シベリア抑留と韓国・朝鮮人BC級戦犯問題に関するスケッチ・パネル展がおこなわれます(千代田・人権ネットワーク主催)。初公開となる資料もあります。ぜひお越しください。

≪戦後71年、
 韓国人元BC級戦犯・李鶴来さん巣鴨出所60年、
 「日ソ共同宣言」60年≫

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1956年⇒2016年
BC級戦犯、シベリア抑留を考えるスケッチ・パネル展
         南の外国籍BC戦犯、北の日本人捕虜が体験した
         収容所・刑務所の風景・不条理の記憶

 韓国人元BC級戦犯・李鶴来(イ・ハンネ)さんが、「サンフランシスコ講和条約」発効(1952年4月28日)から4年半後の1956年10月6日に「スガモ・プリズン」(巣鴨刑務所)を「仮釈放」で出所してから60年になります。李鶴来さんは今年4月に自伝『韓国人元BC級戦犯の訴え』(梨の木舎)を出版して、半生を振り返りつつ、外国籍元BC級戦犯者問題の解決を訴えています。
 また、10月19日は「日ソ共同宣言」から60年です。鳩山一郎首相がモスクワを訪れ、11年間最後まで抑留されていた日本人捕虜・抑留者の帰還を実現させた歴史的な日付です。ソ連からの最後の引揚船が舞鶴に入港したのは60年前の12月26日でしたが、抑留の実態・経過はいまも十分解明されていません。
 そこで、今回、いずれもあまり知られていない、「スガモ・プリズン」と旧・ソ連の収容所での戦犯、抑留者の暮らしを伝える貴重なスケッチ、写真、パネルなどを展示・公開します。貴重な機会ですので、ぜひお越しください。李鶴来さんや元抑留者、研究者らの話を聞くギャラリートークやビデオ上映も行います。

日時:11月1日(火)〜11月6日(日)10:30〜19:00
       *オープニング10/31 17:00 *最終日11/6は15:00まで 

李鶴来さんのお話:11月3日・5日の午後2時より

会場:千代田区立九段生涯学習館2F「九段ギャラリー」
(東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線「九段下」駅下車 6番出口すぐ前、千代田区九段南1-5-10)

主催:千代田・人権ネットワーク
共催:「同進会」を応援する会・シベリア抑留者支援・記録センター
電話:080-5079-5461 
e-mail:cfrtyo@gmail.com

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